ビジコン出場にはどんなメリットがあるの?ビジコン優勝から学生起業までを成功させた大学生をインタビュー

2020年9月3日学生起業

こんにちは!
みなさんは、「ビジネスコンテスト(通称:ビジコン)」に対してどんなイメージがありますか?

「難しそう」や「意識高い人がやることでしょ?」と、最初から視野に入れない人も多いのではないでしょうか。しかし、ビジネスコンテストでは、いつもの大学生活では味わえない貴重な経験やを得ることができ、そのまま起業につなげることもできるんです。

今回は、神奈川県主催のビジネスプランコンテストで優勝後、実際にそのビジネスを継続する、横浜国立大学 経営学部3年生の、宮崎将明さんを取材しました。

「ビジコンに興味はあるが、出ようか迷っている」という大学生必見です!

ニワトリがかわいそう!が起業のきっかけ?

ーー宮崎さんのビジネス「EggSmart(toritreat)」は、どんなビジネスなのですか?

宮崎:簡単に話すと、養鶏場と料理店をオンライン上でマッチングし、直販を促すサービスです。直販化を促すことで、養鶏場の利益を高めることができますし、料理店には、より安い価格で卵を提供することができます。

ーー養鶏場に関わるビジネスをしようと思ったきっかけはなんだったのですか?

宮崎:もともと、本などで養鶏場でニワトリがケージに入って飼育されている様子を知っていたんです。よくよく考えたらそれはとてもかわいそうなことで。でも、実際に自分の目で確かめないと批判もできないなと思い、大学1年生の春休みに、沖縄の養鶏場に自分から声をかけ、1か月間滞在させてもらったんです。

ーーすごい行動力ですね。そこではどんな経験をしたのですか?

宮崎:そこで経験したのは、蒸暑く、獣臭のする鶏舎の中で作業をする養鶏場の大変さです。さらに、生産性のために過酷な状況で飼育されるニワトリの姿を目にしました。そして、ニワトリと養鶏場、双方をもっと幸せにしたいと強く考えるようになりました。

課題を感じた沖縄の養鶏場での滞在

起業には興味がなかった自分が、ビジコン挑戦へ

ビジコン優勝時の宮崎さん

宮崎:養鶏場から帰ってきたところで、学内ビジコンの実行委員長だった友達から、出場しないかと誘われました。養鶏場の課題を何とかしたい!と考えていたので、そこから挑戦する流れになったんです。

ーーもともと、ビジコンや起業には興味があったのですか?

宮崎:いえ、もともとはそんなつもりは全くなかったのです。

「起業家になる人は、高校生のうちから意志がある人が多い」みたいな話をよく聞くと思うのですが、自分はそういうタイプではありませんでした。ただ、養鶏場の課題を解決したいという気持ちで、出場を決めたんです。結果的に、学内ビジコンでは準優勝でした。その後、「かながわ学生ビジネスプランコンテスト WOW PITCH」に出場し、優勝することができました。

優勝者が語る、ビジコンのメリットとは?

ーー良いビジネスプランを考えるには、何が重要だと感じましたか?

宮崎:よく言われることなのですが、「顧客視点」を持って、課題を本質的にとらえることです。学生の考えるビジネスプランというのは「自分にとっていいサービス」であることが多いんです。

自分は、その点で顧客視点を貫いて、プランをブラッシュアップできたので、相対的に優勝までつながったのではないかなと考えております。

ーーなるほど・・・。ビジネスの基本を実学で学ぶ機会になるんですね。ほかに、ビジコンならではのメリットだと感じることはありましたか?

宮崎:ビジコンに参加したときに、先輩の起業家やベンチャーキャピタルの方がメンターとしてアドバイスをくださいました。そのような方とお話していく中で、自然と自分の視座が上がっていくのを感じました。

例えば、自分が沖縄の養鶏場に滞在した経験も、学生から見たら「変わってる」ととらえられることが多いと思うのですが、実際に成功している先輩方からしたら「それくらい普通」なんです。とても刺激的でした。

ーー将来はどのような職に就きたいと考えていらっしゃいますか?

宮崎:起業して、まずはこのビジネスを成長させ、より多くの養鶏場の課題を解決していきたいです。また、自身でも養鶏場のオーナーになることを考えていて、今年の秋ごろにはクラウドファンディングを始めたいと考えています。

ーー起業を考えるにとって、ビジコンはとても有意義なのですね。起業の道を選ばずに、就職するというパターンもあると思うのですが、そういう場合ビジコンはどんなメリットがあるのでしょうか?

宮崎:ビジコンに向けて事業プランを考える経験を通して、経営はどう回っていくか、会社はどう成り立つのかなどを理解できるようになります。

私自身社内で必要な人材、仕事がどのようなものであるか、経営者の視点から分かるようになりました。

将来的に就職することになったら、その知見を活かし、より主体性を持った社員になれるのではないかなと思います。

ーー会社の成り立ちや、ビジネスの本質を知ることで、より会社に対し主体的に関わることができるのですね。

最後に

ビジネスコンテストに出場し、結果を残すには、学生視点ではなく「顧客視点」を貫くことが大切なんですね。さらに、メンターとの関わりの中で、レベルの高い刺激を受けられることも学びました。

宮崎さんの「EggSmart(toritreat)」では、現在一緒に活動する仲間を募集中です。
興味がある方は、宮崎さんのTwitter、Facebookにご連絡をお待ちしております!

▼宮崎さんのSNS

Twitter:https://twitter.com/masaakiffuver

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2020年9月3日学生起業

編集担当者 青山裕香