【推薦利用者の体験談】就活で推薦制度使うのって実際どうなの?

2020年9月3日キャリア

こんにちは!みなさん就活に推薦制度があることは知っていますか?
今回は実際に推薦制度を利用し就活をした2014年卒の先輩にインタビューしました!
どうやったら推薦もらえるのかな?普通の就活と何が違うの?」「推薦制度を使うとどんなメリット、デメリットがあるんだろう?」と疑問に思っている大学生必見です!

◆プロフィール

初野美咲さん

早稲田大学、基幹理工学部、数学科卒業。サークルは早稲田大学バドミントン同好会という公認のサークル。ITベンチャーで長期インターン。大学にはあまり行っていなかった。
某大手IT会社で推薦制度を利用。二次選考で落ちる。

2014年当時の就活の様子は?

ーー就活の経緯を簡単にお聞かせください。

初野:私の時は、経団連の指示に従って、ベンチャーや外資以外は基本的には一斉にやるという感じでした。12月にエントリー解禁、4月から面接一斉にスタート。私は元々IT系に行くのはもう決めていました。

ーー何かきっかけがあったのですか?

初野:結構WEBが好きで、中学生くらいから自分でサイト作ったりしてました。

ーーえ、すごいですね!!

初野:(笑)
だから将来的にはIT系に行きたいという思いがありました。
本当はIT系の学部に行きたかったんだけど、成績の関係で行けなくて(笑)
それで、どうしようかと思っていた時に、たまたまサークルの同期がキュービックというITベンチャーのインターンを紹介してくれたの。「大学で学べないなら働こう!」と思って、そこでインターンをすることにしたんです。
だから、IT系に行きたいということは明確に決まっていたの。

就活は、キュービックっていう小さい会社でずっとインターンしていたから、新卒で入るなら大手に絞って受けようと思っていました。だから、ベンチャーとか受けてなくて、本当に大きい会社ばかり受けていました。

推薦を使うつもりは全くなかった!推薦制度を使うことになったきっかけ

初野:私は、某大手IT会社(A社とします)を推薦で受けてました。
最初自由応募で受けたんだけど、「理系は推薦でね」って会社の人に言われたんです。
それでそっちのルートに流されて、じゃあ推薦で受けるかってなりました(笑)

ーーでは、推薦制度を利用しようと思って利用したのではなく、普通に受けようと思ったら推薦のルートに行きなさいと言われたという感じですね?

初野:そうです。推薦って院生が使うものだと思っていたから、学部卒の理系が推薦そもそも使えると思ってなかったんです。枠も限られているから、院生優先だろうと思っていたし。学部卒って、正直そんな研究してないから、勝手に推薦のルートはないと思ってました。

気になる推薦制度の選考フローは?

ーーどのような形式の推薦制度を利用したのですか?

初野:企業ごとに、この大学のこの学部から何人とりますっていう採用枠が決まっていて、その枠に入るかたちでした。
大学のOBがリクルーターみたいな感じでついていて、多分私は基幹理工学部という枠で受けていたと思います。
推薦を使うと一次面接が免除になります。二次三次は通常通り。でも、大学内で推薦の枠が当時7人しかいない中、実際に受けたい人は40人いて。 まず、大学内での選考がありました。

ーー倍率が高いですね!大学内での選考は、何をするのですか?

初野:面接官はA社の人で、場所は大学の教室です。
そこで模擬選考みたいなことをやりました。そこで、「二次はこういう面接するから、こういう対策してね」って、リクルーターの人が味方になって、色々アドバイスしてくれた記憶があります。二次から先は一般の選考の人と全く一緒でした。

ーー初めから推薦を利用しようと思っていたわけではないとのことでしたが、学内選考を勝ち抜くために意識したこと、アピールしたことはありますか?

初野:企業、大学によるとは思いますが、大学まともに行って無い、成績も別によくなかったので、中学・高校の推薦のように内申点を重視という感じではなかったです。
ESとか面接で語る内容は普通の就活と同じで、就活を就活らしく頑張っていました。キュービックでの活動、サークルでの頑張りを磨いて話せるように意識していました。

ーー成績がすごくいいわけじゃなくても40人には誰でもなれるんですか?

初野:手をあげるのは誰でも大丈夫で、そこで足切りはありません。
採用枠に対して応募がなくて、誰でもいける企業もありました。それは理系ならではかも。普通の就活と結構違うんじゃないかなと思います。

内定出やすい?辞退ができない?推薦を利用することによるメリット・デメリット

ーー推薦を使うと内定を辞退できないという点に関してはどうお考えでしたか?

初野:正直、第一志望の会社なんてそんなすぐ決まらないと思うんですよ。
この中のどれかにしたいなとかはみんなあると思うんだけど、実際一個に決めるのはなかなか難しいですよね。
でもそこが絞れない途中に「この選考は推薦じゃないと行けないから推薦で受けてね」って言われたので。もし内定が出たら辞退できないよって話だったから、結構どうしようとは思いました。

実は私 、新卒で推薦で受けた会社とは別の会社(B社とします)に入っているんだけど、 A社の結果が出る前に、「やっぱりB社に行きたい」と思って、A社の最終面接前には辞退しようと思ってました。

ーー最終にいく前に辞退しようと?

初野:そう、内定出る前に辞退しなきゃと思って。

ーーデメリットに関しては、どうしようと思いつつ選考を受けて、内定出る前にどうにかしようという感じたったのですね?

初野:そうですね。内定一つもらうのも大変な時代だったので、第一志望かどうかわからないデメリットを感じつつも、まあ内定もらえるんだったらってことで、そのデメリット飲み込んでました。
結果的に、B社でうまくいってたので、もし内定出たら、A社は内定をいただく前に辞退しようという作戦でした。

ーー推薦を利用するメリットについてはどう感じていましたか?

初野:倍率は確かに通常で行くよりは低いのかなと思っていたけど、A社は実際、倍率高かったですね。人気な企業にはみんな推薦使いたいから殺到します。特にリーマンショック終わって数年後だったから、安定した企業がいいってことで、人気がありました。

推薦は、大学で枠が決まっているので、推薦で入った学生の活躍が、後輩の採用枠に影響してしまうんだよね。 結局、私は新卒で入った会社を1年で辞めているから、もし推薦をつかっていたら母校に迷惑をかけていたかも(笑)

ーー推薦使って、得たもの、失ったものありますか?

初野:得たものは、リクルーター面接でもらえたフィードバックですね。なかなかそういう機会ってないから、それはその後の就活に活きました。 失ったものは、選択肢です。やっぱりどうしても狭まってしまいます。

就活は情報戦。「推薦でしか入れない会社」を見極める

ーー当時に戻れるならこうすればよかったなと感じることはありますか?

初野:まず一つは、「推薦じゃないと入れない会社」があること知っておけばよかったなと思います。
これはしてる途中で気づいたのだけど、理系の就活は、院に進学して、推薦で内定をもらうのが王道なんです。
だから、会社によっては、「理系は推薦でしかとりません」みたいな会社があるくらいでした。

ーーそれはITだからでしょうか?それとも業界関係なくそういう傾向があるのでしょうか?

初野:どうなんだろう、理系をいっぱい推薦でとってる会社はそうなのかもしれないです。ITとか化学系のメーカー、機構とか。
就活って情報戦だから、そういう情報もっと集めればよかったです。受けてみて後から、「これ推薦枠じゃないと理系は受からないやつだ」って気づいたりすることもありました。
そういう、企業ごとの採用方針をもっと早く調べておくべきだったな。
推薦では、複数社受けることができないから、的確に自分の行きたい会社に応募しなければいけません。
選考はどんどん進んで行くので、それまでに情報収集して自分の意思を決めておかないと飲まれちゃう。そこは難しいけど大事なポイントだったと感じます。

ーー最後に、後輩に向けたメッセージをお願いします!

初野:本当にこの会社行きたい!という思いが明確にあるなら、推薦は間違いなく使った方がいいです。就活が始まるまでに色々と自己分析情報収集して、ここだ!って決めて自信持って進んでいければいい制度だと思います。頑張ってください!

ーー貴重なお話ありがとうございました!

最後に

推薦を使うことはメリットもデメリットもあります。一つの企業にしか使うことができないため、悩む人も多いと思います。
後悔しない選択をするために、まずは自分の興味のある業界、企業を決め、そこからどんな推薦制度があるか調べていくのがいいかもしれません。経験者の先輩もたくさん活用しましょう!

2020年9月3日キャリア

編集担当者 藤代圭音